足利銀行(松下正直頭取)は2日、桐生支店(桐生市本町五丁目)を現在新宿支店がある同錦町二丁目に来年8月をめどに移転することを明らかにした。今年11月に新店舗を着工予定で、新宿支店は桐生支店の「支店内支店」となる。
同行によると、両支店ともに老朽化が進んでおり、駐車場も狭いため、建て替えと移転を決めた。統合ではなく、両支店を同一店舗で営業する形にするのは、店番や口座番号の変更などで客の利便性を損なわないための措置という。
新店舗の詳細は明らかにしていないが、銀行業務の効率化が近年進んでいることを反映し、「コンパクトで機能的な店舗になる」(広報室)見通し。
6月4日付で新宿支店を桐生支店内に移転した上で、11月に新宿支店所在地で工事を着工。来年8月の開店を見込む。現桐生支店は取り壊し、跡地には店舗外ATM(現金自動預払機)を設置する。
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