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完成!桐生まち映画「祭りのあと、記憶のさき」

 桐生八木節まつりと桐生祇園祭をテーマに伝統・文化と若者の情熱を通して桐生の魅力を描く桐生まち映画「祭りのあと、記憶のさき」(藤橋誠監督)が完成した。上映時間95分の力作で、藤橋監督は「難しいテーマだったが、協力いただいたみなさんの情熱でいい作品になったと思う」と手ごたえを語っている。映画は4月8日午後1時半から、桐生市市民文化会館シルクホールで上映される。

 まち映画は、地域住民が発案から出演、資金集めまでを手掛ける製作手法。今回は会社員でプロデューサーの大沢貴紀さん=桐生市梅田町三丁目=が、監督の藤橋さんとともに仕掛けた。

 映画は、横浜で暮らす女子高生が祖母の見舞いで生まれ故郷の桐生を訪れ、祭りを通じて同世代の若者や伝統文化を継承する住民らと交流し、自身の将来を見据えてゆく。

 4日行われた製作関係者向けの上映会では、出演者が勢ぞろいして会見。主演の原澤心さんは「受験と重なり大変だったが、みなさんに支えてもらった。桐生の市民はもちろん、桐生を知らない人にもぜひ見ていただきたい」とあいさつ。

 準主役の大島璃乃さん=桐生市宮本町二丁目=と長岡千夏さん=同市相生町一丁目=は「完成した作品を見て、大勢の人がかかわっているのだと改めて感じた」「作品を通じてまつりの魅力が伝われば」と感想を述べた。

 4月8日の上映会はチケット1000円(中・高校生500円、小学生以下無料)。上映後、監督・出演者による舞台あいさつが行われる。チケットは市民文化会館などで発売中。

 問い合わせはプロデューサーの大澤さん(電090・9370・0479)まで。
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