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桐生産地の今を、「TPS」東京・青山で開幕

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 繊維産地桐生の最新の取り組みを発信する「2018桐生テキスタイルプロモーションショー(TPS)」(桐生地域地場産業振興センター主催)が7日午前、東京・青山のテピアエキシビションホールで始まった。8日まで。洋装26社、和装7社の計33社がそれぞれの個性を生かした展示を披露している。

 入り口正面に和装部門の帯など象徴的な品物を置き、中心部にテキスタイル部門のコンセプトゾーンを配置。生地サンプルをつり下げ、午前10時の開始間もなくから、来場者が織物に直接触れ、風合いや質感を直接確認する姿がみられた。

 30回の節目となった今回の総合コンセプトは「Live your dream(ライブ・ユア・ドリーム)」。一見すると普通の柄に見えつつ、ジャカード織りでさりげなく地紋を入れるなど、ひと工夫ふた工夫施して差別化したり、世代や性別を問わない汎用性を追求するなど、時代の潮流に合わせて開発した織物も目立った。

 総合プロデューサーの福田敏雄さん(エフ・プラスカンパニー代表)は「努力作、自信作ぞろいで既に評判がいい。気張らずに何げなく凝っている。何でもないようでいて、非常によくできている。きちんと時代をくみ取っており、これで売れないわけがない感じだ」と評価していた。
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