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桐一高ラグビー部の奥田北斗さん、5カ月間NZ留学

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 桐生第一高校ラグビー部1年の奥田北斗さん(16)=館林三中卒、桐生ジュニアラグビースクール出身=が17日から約5カ月間、同校と友好協定を結ぶニュージーランド(NZ)のラグビー強豪校・バーンサイド高校に留学する。奥田さんの目標は、桐一の霜村誠一監督(36)と同じ三洋電機ラグビー部で活躍した父・浩二さん(45)。「ラグビーの本場で、プレーヤーとして、人間として成長して父を超えたい」と意気込む。

 奥田さんは166センチ72キロと小柄ながら、50メートル6秒1の俊足と体幹の強さを生かした突破力とタックルが自慢。桐一入学直後からバックスの主力として活躍し、現在はCTB(センター)として攻守の要を担う。

 小2から館林ラグビースクールで楕円(だえん)球を追い、中学ではバスケットボール部で活躍。部活終了後は桐生ジュニアラグビースクール中学部で再びラグビーを再開し、元日本代表の霜村監督に憧れて桐一に入学した。

 霜村監督は「体は決して大きくないが、瞬間的なスピードがあり、ポジションも自分と同じで、プレースタイルも似ている。将来が楽しみな選手。留学でさらに成長してくれるはず」と目を細める。

 180㌢の大型バックスとして三洋電機(現パナソニック)ラグビー部で活躍した父・浩二さんは「ラグビーの本場に留学できる環境に感謝し、桐一の花園(全国大会)初出場に貢献してほしい」と語った。

 奥田さんは「絶対に父を超えたいので、ラグビーで手は抜かない。まずは花園初出場と高校日本代表入り、将来は日本代表になるのが夢。体が小さくても世界で戦えることを証明したい」と目を輝かせる。

 桐一は2016年9月、バーン校と選手育成強化協定を締結。同校への留学を通じて、ラグビー技術習得とともに人間形成を後押しする。桐一からバーン校への留学は3年連続で奥田さんが4人目となる。

 奥田さんは17日から8月20日までの約5カ月間、NZクライストチャーチ市でホームステイしてバーン校に通い、現地生徒や世界各国の留学生とともにラグビーをプレーしながら高校生活を送る。
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