Quantcast
Channel: ウェブ桐生タイムス
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2430

みどり市長選まで1カ月、8年ぶり選挙戦へ

$
0
0

 任期満了に伴うみどり市長選(4月8日告示・同15日投開票)まで1カ月に迫った。同市選出県議からくら替え出馬する須藤昭男氏(57)=同市笠懸町阿左美=が本命視される中、ここにきて不動産会社社長の関有司氏(58)=桐生市広沢町二丁目=が出馬表明し、2010年以来8年ぶりの選挙戦となることが確実な情勢だ。

 現職の石原条氏(53)が4月22日の任期満了をもって引退するのに伴い、同市の2代目市長を決める今回の市長選。石原氏は06年に同市初の市長選で当選し、10年は事実上の信任投票を制し2選。14年は無投票だったため、今回2候補が出馬すれば8年ぶりの選挙戦となる。

 須藤氏は昨年12月26日に出馬表明。自民党の推薦を受けて無所属で出馬する。農協や商工会など各種団体のトップが選対に名を連ね、同党系の若手による政治団体「みどり市創生の会」も発足させるなど“オールみどり”の選挙態勢を築く。

 3月から市内全32行政区を対象に座談会を開始。連日数十人が集まる中、公約集を配って政策を訴えている。

 大本命の須藤氏に対し、関氏が12日、無所属で出馬することを正式に表明した。選挙初挑戦で「市民自治の実現」「合併を前提としない桐生市との連携強化」などを訴える。

 2氏のほか、市選管が6日に開いた市長選の立候補予定者説明会には態度未定の1陣営も出席しており、流動的要素も残る。

 須藤氏の市長選くら替えに伴う県議補選(改選数1)は、現みどり市議の今泉健司氏(40)=同市笠懸町阿左美=が自民党公認で出馬するほか、元衆院議員秘書の深澤佑太氏(31)=同市大間々町浅原=が出馬の意向を示している。

 須藤氏は、県議会定例会が閉会する20日に議員辞職する意向を固めており、県議補選は「4月6日告示・同15日投開票」となる公算。市長選と県議補選の“ダブル選挙”がほぼ確実な状況だ。
関連記事:


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2430

Trending Articles