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ランナーの思い

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 堀マラソンのハーフ男子に出場した長岡光雄さん(47)=桐生市仲町三丁目=は出場10回目。「マラソンは自分との闘い。50歳が近くなり、『去年の自分には負けないぞ』という気持ちがあります。また、地元組にとって堀マラソンはお祭り的な感じ。“いつも通る道”でレースをするので、知り合いもたくさん出るし、応援もしてくれる」▼10キロ男子に出場した柿沼浩朗さん(50)=太田市=は、「実は身障者なんです」と障がいのある手を見せてくれた。小学4年で大けがをして、引きこもっていたとき、学校の先生に勧められて陸上を始めた。本職は短距離で、全国大会へも。高校まででやめたが、ふと数年前、子ども2人がそろって高校と大学を受験したとき、「父親も頑張っちゃおうかな」とマラソンを始めた。今は仲間に恵まれ、市民ランナーとして楽しんでいる▼出走前、周東大寿君=大間々東中2年=や相生中など中学野球部メンバーは、「打倒大類・大澤です」と同世代ランナーに負けない気持ちを元気に宣言。加幸優花さん=相生小5年=は、「ずっと練習をしてきた。苦しいときもあったけど、全力を出し切りたい」▼一人一人がドラマをもつマラソン大会。お疲れさまでした。(里)
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