寒かったり、暖かかったり、着実に春本番に近づいているようだが、インフルエンザもはやっているようなので、どうぞご注意を▼足利市の鑁阿寺や史跡足利学校周辺の石畳の道で、今月の土・日曜日に「銘仙灯(あか)り」というイベントが行われている。かつて大流行した足利銘仙の柄をプリントし、色が変化する照明装置を組み込んだ行灯(あんどん)90基ほどを道のはしに並べ、幻想的な雰囲気を演出している▼足利市や足利商工会議所、市観光協会、JA足利で実行委員会をつくり、冬のまちなかににぎわいをつくりだすことをねらいに今月3日からスタートさせたイベント「足利冬物語」の一つ。中でも銘仙灯りは初めての試みだ▼行灯は高さ約80センチほど。照明はLED電球を使っていて、プログラミングによって赤、青、紫、緑などさまざまな色を見せる。実際に見てみたが、すごくきれいだ。ほんのりとした明かりになるときもあって、これも味がある。「桐生でもどうでしょう」と思うくらい、気に入ったイベントだ▼点灯するのはあと2日間。点灯時間は午後5時~同9時。週間天気予報では雨は降りそうもないので、足利まで、出かけてみてはいかがでしょうか。(ほ)
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