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ライオン舎完成、式典開きお祝い

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 桐生市宮本町の桐生が岡動物園で25日午前、新ライオン舎完成記念式典が行われた。メスライオン「ライラ」の愛称命名者に記念品が贈られ、テープカットとくす玉を割って完成を祝い、新居で生活を始めたばかりのライラとオスの「チャコ」が披露された。

 桐生市仲町の岩崎和代さん(70)は「式典を見せたくて急きょ成田市の孫を呼んで来ました。孫も大変喜んでくれてよかった」とし、ライオンが好きで千代田町から母親と訪れた高橋来成ちゃん(3)は「ガオーと言った。かっこよかった」とうれしそうだった。

 おととし、つがいのライオンが相次いで死んだ後、「ライオンの購入や飼育舎の整備に」と多額の匿名寄付があり、昨年10月から新舎の建設を進めるとともに、富士自然動物公園から子ライオンのつがいを譲り受けた。

 新舎はフラミンゴ前広場に面する、旧クマ舎跡に約8000万円をかけて建設。強化ガラス越しにライオンが目の前で見え、寝室ののぞき窓から餌を食べる様子が観察できる「観覧スペース」を設けた。また暑さ対策として放飼場に樹木を植え、定期的に安全に健康チェックを行うためのおりも導入した。
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