みどり市全域を舞台にした緑化イベント「花と緑のぐんまづくり2016inみどり ふるさとキラキラフェスティバル」(花と緑のぐんまづくり推進協議会主催)が15日、開幕する。5月15日までの1カ月間にわたり、計約11万株の花が市内各所を彩る中、週末や大型連休を中心にさまざまなイベントを展開する。
同イベントは、2008年に県内で開かれた第25回全国都市緑化ぐんまフェアの理念を引き継いで県内市町村で毎年リレー開催しているもので、期間中に例年10万人以上の来場者が訪れる大規模イベントだ。
前年度会場の中之条町から開催を引き継いだみどり市は、3月27日でちょうど市制施行10周年を迎えたことから、これを10周年記念イベントの一環に位置づけ、15、16年度に計約5000万円の事業費を予算化した。
ながめ公園と大間々町中心街をメーン会場、岩宿の里(笠懸町)と富弘美術館(東町)をサテライト会場とし、期間中の週末と祝日は岩宿─ながめ公園間を無料シャトルバスが運行する。
ながめ公園には余興場にちなんだ歌舞伎の「くまどり花壇」、岩宿の里には人類の進化をかたどった「原人花壇」、富弘美術館には「メルヘン花壇」がそれぞれ出現。大間々町中心街の本町通りなどは歩いて楽しい“花街道”になる。
大間々町の小平の里と浅原体験村、笠懸町鹿の鹿田山、同町久宮の民間庭園・ひな牡丹(ぼたん)園の4カ所は「ふれあい処」となり、それぞれ季節の花が楽しめる。
各会場では週末や祝日を中心に、コンサートやサーカス、ダンス、落語など計30以上のイベントが目白押し。寄せ植えや押し花などの体験教室も12種類が用意されている。
会場やイベントの詳細は、みどり市建設課(電0277・76・1904)、ホームページ(http://hanatomidori.net/)へ。
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