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「桐生の水」被災地へ、きょう午前に発送

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 桐生市は19日午前、熊本地震で被災した熊本市に向け、救援物資として飲料水のペットボトル5200本(4400リットル分)を発送した。トラックで被災地の物資集積拠点である熊本県民総合運動公園陸上競技場(熊本市東区)に運ぶもので、21日の到着を予定している。

 桐生市は熊本地震の発生後、被災地に必要な物資を熊本県に確認した上で、飲料水の提供を決めた。市と災害協定を結ぶ群馬県トラック協会桐生支部(長谷川義雄代表)の協力で19日朝までに発送準備が整った。

 発送した飲料水のペットボトルは、桐生市水道局が桐生川から取水して上菱浄水場で処理した水道水を詰めたもの。市が備蓄するほか、「桐生の水」として桐生地域地場産業振興センターなどで販売している。

 今回発送したのは市の備蓄用の一部で、500ミリリットル4000本と2リットル1200本。19日朝には10トントラックが備蓄先の元宿浄水場など2カ所を回り、市職員やトラック運転手ら10人が飲料水が入った370箱を次々と荷台に積み込んだ。

 桐生市の亀山豊文市長は18日の定例記者会見で「桐生織物協同組合が協力する催事(オール群馬繊維織物宣伝販売会)が熊本市内の百貨店で開催されている状況も踏まえ、熊本市に救援物資を送ることにした」と今回の経緯を説明。「今後もできる限りの被災地支援を検討したい」と語った。
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