日差しが強くなり、新緑も濃くなり始めて、日中、車の中は暑いほどになってきた。主な“職場”である足利市では「山登り」の格好をした熟年グループに数多く遭遇するようになってきた▼足利市では今年度から「歩きたくなる楽しいまち、誰もが健幸になれるまち」を目指した新規事業・スマートウエルネス足利(SWA)をスタートさせた。SWAは全国の自治体で取り組みが進むスマートウエルネスシティー(SWC)にオリジナリティを追加した“足利版”。SWCは歩くことや体を動かすことで健康増進が図られ、医療費抑制につながることに加え、市民の交流促進などが期待されている▼そのメニューのひとつに「健幸」マイレージがある。健診やボランティア、まち歩きなどでポイントをためると抽選で景品がもらえるというもので、それに関連してポイントを付与するイベントや事業も用意している。今年度からの第7次総合計画の重点のひとつだが、予算的には900万円強でさほど大きくはない▼市民の間に浸透していくには若干時間がかかると思うが、目的通りの効果が発揮できれば、費用対効果は大きい事業のように思う。これを機に“健幸”づくりに取り組んでみようか。(ほ)
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“健幸”づくり
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