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書記長ら3人減給処分、みどり市

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 みどり市は28日午前、参院選の期日前投票所で1日に発生した投票用紙の交付ミスに対し、当日の投票事務に関わった男性職員ら3人に減給の懲戒処分を行ったと発表した。

 処分は27日付で、長澤俊江・市選管委員長と石原条市長の連名で行った。選管から任命辞令を受けて選挙事務を統括する書記長(52)=総務部課長=を減給10%1カ月、ミスを起こした市役所大間々庁舎の期日前投票所で当日の投票管理者だった産業観光部課長(56)を同10%2カ月、投票管理者の職務代理者だった都市建設部の課長補佐(47)を同10%1カ月とした。

 これに加え、当日の期日前投票所の設置に関わった職員2人には長澤委員長名で文書による厳重注意を行ったほか、同投票所の受け付け事務に関わった職員3人には石原市長から口頭注意を行った。

 長澤委員長と石原市長は処分に当たり「有権者の投票の意思を選挙に反映できなかったことは重く受け止め、深くおわび申し上げます。再発防止に取り組み市民の信頼回復に努めます」とのコメントを出した。

 ミスは参院選期間中の1日、大間々庁舎の期日前投票所で、計59人の有権者に選挙区と比例代表の投票用紙を取り違えて交付したもの。この日60番目に訪れた有権者がミスに気付き、直前の有権者の比例用の投票用紙から正常に交付された。このミスで、最大59人の選挙区選挙と58人の比例選挙の投票が無効になった可能性が高い。
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