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飯塚機業が民事再生手続き、営業継続し再建目指す

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 インテリア織物製造の飯塚機業(桐生市広沢町六丁目、飯塚春雄社長、従業員数46人)が前橋地裁桐生支部に民事再生法に基づく再生手続きの適用を申請したことが4日までに分かった。同社は営業を継続し、再建を目指す。

 飯塚機業は1951年(昭和26年)設立。桐生織物同業組合理事長や衆議院議員を務めた飯塚春太郎が1892年(明治25年)に創業した飯塚織物工場を基とする、桐生産地を代表する織物業の1社。カーテンを中心とするインテリア織物を生産している。

 同社への取材や民間信用調査機関の東京商工リサーチ前橋支店によると、1992年9月期の売上高は36億円を計上していたが、2015年9月期には4億9000万円に減少していた。負債総額は約8億3000万円。前橋地裁桐生支部への申請は7月29日付で行った。

 桐生タイムス社の取材に飯塚社長は「事業を再生するため、このような形を取らせていただいた。頑張って再生していきたい。みなさんと協議しながら進めていく」と話した。5日に債権者説明会を開き、直接説明を行う予定という。
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