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Channel: ウェブ桐生タイムス
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皮膚感覚

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 きょうから、えびす講。これ以降本格的に寒くなる桐生の「冬」の始まり。その前にと、このところ、「手袋」を買い集めている▼必要なのは、指先の切れたもの。最近はスマホ等のタッチパネルに対応するタイプが増えているが、それではなくあくまでも、指先が開いているタイプ▼編集という仕事はさほど力は使わないが、手指は使う。でまあ、さほど暖かくないというか寒い部屋での作業となると、動かない部分は冷えて冷えて仕方ない。なので、足先に敷物、インナーはヒートテック、もこもこのアウターも部屋では脱がず、防寒には万全を図る。そして、手袋だ▼指先まであるタイプが暖かいのは間違いない。けれど、それでキーボードやマウスを操作すると、思い通りにいかない。指の位置、幅、力加減…、そうした感覚が全部、使い物にならず、仕事にならない▼特に繊細な作業をしているわけでもないのに、わずか布一枚の違いなのに、皮膚感覚というのはこうも違うものかなと思う。そういえば、皮膚というのは、脳や背骨と同じルーツだと聞いたことがある▼いっそ手袋なんぞしなければいいのだが、そうすると、使っていない手の甲が冷えて冷えて仕方ない。冬というのは難儀なものだ。(
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