全国から“よい歯”の親子が集まる2016年度「親と子のよい歯のコンクール」中央審査会(日本歯科医師会・厚生労働省主催)に参加した県代表の津久井真利江さん(33)、陽乃ちゃん(4)=桐生市広沢町二丁目=親子が、上位6組の優秀賞に選ばれた。津久井さん親子は12月10日に沖縄コンベンションセンター(沖縄県)で開かれる全国歯科保健大会に招かれ、厚生労働大臣表彰を受ける。
同コンクールは子どもの頃から健康な歯を維持し、80歳になっても自分の歯を20本以上保つ「8020運動」を目指す啓発活動の一環。前年度の3歳児歯科健診を受診した幼児とその親が対象で、中央審査会は都道府県で1位の親子から優秀者を選ぶ。
今年度の中央審査会には30都道府県で1位となった「よい歯の親子」30組の応募があった。歯形、写真、書類で審査。歯・口腔(こうくう)が健康、歯並びやかみ合わせが良好、初期虫歯の治療などの基準で上位6組が選ばれた。
津久井家はよい歯の持ち主が多く、2年前に真利江さんと長男の優太くん(6)が同コンクールで桐生地区代表になった。このときは惜しくも県代表は逃したが、弟の颯音くん(1)もよい歯の持ち主で、「3年後の『よい歯』にも期待しています」と真利江さん。特別なことはしておらず、今回の表彰は日々の生活での積み重ねのたまものだ。「寝る前はきちんと歯をみがく。子どもたちが嫌がっても必ずです」と話した。
関連記事: