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桐生の子育て関係3団体スクラム、まず大人たちのネットワークを

 桐生の子育て関係3団体が主催し、地域一丸となって楽しく子どもを守り育てようという会が20日、桐生市市民文化会館で開かれた。人口減や地域活動に対する意識の変化などで、育成会や婦人会がなくなる地区もある昨今、まずは大人たちのネットワークを築こうと、総勢111人が地区ごとに話し合った。

 桐生市青少年愛育運動推進会議(松島宏明会長)、桐生市PTA連絡協議会(北川蔵人会長)、桐生市子ども会育成団体連絡協議会(丸山修会長)が共催した「桐生の子どものことを考える会」。

 来賓として高橋清晴教育長は文部科学省の「地域力強化プラン」にふれ、「有機的つながりで子どもの成長を共に喜びましょう」とあいさつした。

 主催3団体会長の座談会では、会場にも意見を求め、現状や課題が提起された。菱地区は育成会が前年度末で休会したため、有志が区の協力を得て、子どもたちが制約されないよう活動。臨海子ども会や上毛かるた大会には東地区の協力もある。育成会がないとPTAや学校の負担が増えるという声も上がった。

 また親世代の意識の変化で、地域より核家族で行動する傾向や、団体の役員になりたがらないなど、地域コミュニケーションの不足も問題に。「時代に合わせて変化していかなければならない」部分もある。こうした会合で交流を深め「ウキウキ感」をもって地域での子育てができるよう、地区ごとテーブルで話し合いが行われた。
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