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「ぷち赤ちゃんサロン」スタート 子育て支援センター

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 桐生市子育て支援センター(関沼八千代センター長)は11月から、生後6カ月までの赤ちゃんとその保護者を対象に仲間づくりや育児相談ができる「ぷち赤ちゃんサロン」をスタートした。市保健福祉会館で2日、初回となるサロンが開かれ、母子10組ほどが参加して笑顔で交流を深めた。

 子ども同士の交流や、子育て中の保護者の仲間づくりを図るサロンを開催するほか、保健師や保育士が妊娠中から子育て期の相談を受ける同センター。これまで市保健福祉会館サロン室と市立南公民館で月に1回、1歳未満の赤ちゃんと保護者を対象にした交流の場「赤ちゃんサロン」を実施してきた。

 今回スタートした「ぷち赤ちゃんサロン」は生後6カ月までの赤ちゃんと保護者に対象を絞って、月に1回開催する。赤ちゃんは生後6カ月と1年では成長の度合いが全く異なり、その時々で生活やできること、育児の悩みも変わる。ぷち赤ちゃんサロンでは、同じくらいの子どもを持つ保護者同士が集まることで、互いの経験や悩みをより共有しやすい環境をつくり、子育ての負担軽減を図る。

 関沼センター長は「生後6カ月までの赤ちゃんを気兼ねなく連れて出かけられる場所は少ない。子育てする保護者の安心できる場所にできれば」と話している。サロン当日は、ゆっくり話をしながら交流・情報交換できる時間と、同センターの保健師・保育士が用意した「遊びの時間」で構成。歌や手遊びで子どもと保護者がスキンシップするなど和やかな雰囲気に。また市健康づくり課の保健師が、衣類や室温調整など赤ちゃんの体温調整についてアドバイスした。

 参加者の一人、須田愛里さん(30)は「最初の1カ月は全然寝てくれなくて大変だった」と出産直後を振り返る。「ずっと家に引きこもっているのはつらいので、出かける場所があるのはうれしい」と4カ月になった章太郎くんを抱き、笑顔を見せた。

 今年度のぷち赤ちゃんサロンは12月1日、来年1月12日、2月9日、3月6日で、各日午前10時~同11時半。市保健福祉会館2階の研修室で行う。問い合わせは同センター(電0277・46・5031)へ。
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