桐生市立中央中学校2年の古川結希さん(14)と、市立南小学校6年の来実希さん(12)姉妹が参加するダンスチーム「show―yA crew(ショーヤ・クルー)」が神戸市で開かれた第6回アジアエアロビクス&リズムダンス選手権大会(全日本アマチュアエアロビクス連盟〈JAAA〉主催)で優勝した。2人が通うダンス教室「En Dancestudio」でも講師を務めるshow―yA(ショーヤ)さん(19)=足利市出身=率いるチーム。姉妹は「初めて出場した全国大会で優勝できてうれしい」と話している。
小学校3年生から19歳までの男女20人で構成するチームは今年7月に始動。「声をかけてもらえた時はすごいうれしかった」と結希さん。ショーヤさんは大好きなSia(シーア)の曲「ALIVE」に乗せ、「生きる」をテーマに1人の少女の物語を表現したダンスをつくり上げた。
8月の東京大会「ダンスエキスポ」で優勝し、出場した11月のアジア大会。リズムダンス団体部門には国内外の14チームが出場したが、圧巻のパフォーマンスで優勝に輝き、MVPも獲得。来年の海外遠征に招待されることも決まった。「優勝は初めての経験でうれしくて泣いてしまった」と来実希さん。「緊張したけれど、達成感があった」と結希さんは話す。
さらにチームは日本最大規模のコンテストイベント「モテワンコンテスト」のダンスコンテスト「GOD OF DANCE」のネット予選で500チーム中3位に入り、12月3日の決勝戦に進出。優勝はならなかったが、「幕張メッセの1万人の観客の前で、納得のいくパフォーマンスができてうれしい」とショーヤさん。来年1月には東京・渋谷で開かれるイベントで4分のダンスを15分の舞台にし、上演する予定で、「初めての経験で不安もありますが、楽しみです」と話している。
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