8日午後10時25分ごろ、桐生市広沢町間ノ島、無職原和男さん(76)方が燃えていると近所の男性(33)から110番通報があった。木造平屋建て住宅(借家)約45平方メートルを全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかった。
桐生署によると、原さんは1人暮らしで、連絡が取れなくなっており、遺体は原さんとみて身元確認を急ぐとともに出火原因を調べている。
近所の男性(41)は「午後9時ごろに帰宅したら、明かりが付いていて異変を感じなかったが、気づいたら火の海で助けられなかった」と話した。
別の近所の60代男性は「犬の散歩帰りに原さん方から火と煙が出ているのを見つけ、電話を携帯していなかったので急いで自宅に帰り通報した」と話した。
原さんは3年ほど前から住んでいて、近所づきあいはなかったという。
現場は桐生整形外科病院裏手の間ノ島第一町会集会所そば。
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