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梅田ふるさとセンターに「鉄道模型の部屋」オープン

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 梅田ふるさとセンター(桐生市梅田町五丁目)に「鉄道模型の部屋」がオープンした。HOゲージとNゲージの本格レイアウトが設けられており、本物そっくりの列車が走行する景色は魅力いっぱい。自分で持ち込んだ車両を走らせることも可能だ。期間は来年3月26日まで。

 同センターに勤める小山敬司さんら3人の鉄道ファンが取り組むイベント。これまで数週間の短期開催はあったものの、3カ月の長期開催はこれが初めて。

 Nゲージとは軌道幅9きごうミリ、HOゲージは16・5ミリの鉄道模型。車両の縮尺はNゲージが約150分の1、HOゲージは約80分の1の大きさになる。

 このうち、HOゲージについては大きさゆえに、レイアウトを組むには広さが必要となる。今回は、利用者が減少するふるさとセンターの冬季の目玉として、創作実習室にレイアウトを敷設した。

 模型を所有する小山さんは「これまでと違った形にしようと、レイアウトは1週間かけて練りました」と話す。

 車両は「北斗星」や「雷鳥」をはじめ、新幹線のE5系、蒸気機関車の客車編成、ディーゼル機関車の貨物編成など、10編成を用意。信号を連動させたほか、駅や建造物の模型についてはNゲージ用からの転用で、充実を図っている。

 Nゲージレイアウトを使った子ども(小学生以上)向けの運転体験コーナーも設置。HOゲージ、Nゲージとも、自前の車両を走らせることができる。

 過去3回のレイアウト展示で、常連ファンも増えつつある。「元JR職員から提供を受けた帽子など、展示資料も充実してきました」と小山さん。「鉄道ファンはぜひ、梅田に足を運んで」と来場を呼び掛けている。

 鉄道模型の部屋の開館時間は午前11時~午後2時。運転は午前11時と午後1時半からの約30分。月曜休館。
 なお、スタッフの手が足りない場合は模型の部屋を閉鎖するので、来場する際は事前に梅田ふるさとセンター(電0277・32・1100)まで問い合わせを。

 なお、梅田ふるさとセンターは、1月3日まで休館し、新年は4日から営業する。
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