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ミツバ、解析棟新設へ、材料開発体制を強化

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 ミツバが桐生市広沢町一丁目の研究開発センターに解析棟(仮称)を新設する。製品競争力を高めるため、これまで部署ごとに点在していた設備や人材を集約し、材料の分析評価と新材料の開発体制を強化する。5月初旬の完成を予定している。

 旧桐生工場の土地建物を転用した研究開発センターは手狭になっており、小型軽量低コスト化を進める上で不可欠となっている材料開発体制の集約が求められていた。

 解析棟は敷地内北西に設けるもので、鉄骨3階建て。建築面積610平方メートル、延べ床面積1317平方メートル。昨年10月下旬に着工した。金属や樹脂、ゴムなどモーターにかかわる材料全般の解析評価を担う。独立した建物として設けることで、材料開発を支える高度な装置も導入しやすくなるという。

 研究開発センターの坂本武志副センター長は「設備と人材と知恵を集め、材料から分析して製品の問題点をみるとともに、素材メーカーとタイアップし、ミツバのモーターと製品に合った材料開発を進める」と話している。
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