ミツバ、解析棟新設へ、材料開発体制を強化
ミツバが桐生市広沢町一丁目の研究開発センターに解析棟(仮称)を新設する。製品競争力を高めるため、これまで部署ごとに点在していた設備や人材を集約し、材料の分析評価と新材料の開発体制を強化する。5月初旬の完成を予定している。 旧桐生工場の土地建物を転用した研究開発センターは手狭になっており、小型軽量低コスト化を進める上で不可欠となっている材料開発体制の集約が求められていた。...
View Article桐生と二・二六事件
喜劇王チャプリンは来日中の1932年、犬養毅首相の息子の健氏の案内で相撲見物に行った。その最中に惨事の知らせを受け、健氏から「たったいま父が暗殺されました」と聞かされる。青年将校決起隊が官邸に乱入した五・一五事件である。 歴史上の出来事が教科書から飛び出てくるのはこんな瞬間だ。余話で肉付けされ、ぐっと身近に感じられるからである。...
View Article「認定こども園」新たに9園、桐生・みどり
桐生、みどり両市の私立幼稚園1園と私立保育園計8園が、4月から「認定こども園」に移行するための準備を進めている。9園とも幼稚園と保育園の両方の機能を備えた「幼保連携型」として県に認可申請中で、保護者が働いているかどうかにかかわらず子どもを受け入れる施設にリニューアルする予定だ。...
View Article“侍ジャパン”立役者、荒木重雄さんに聞く(下)
では、今から行動を起こし、成功につなげるには何が鍵になるのか。荒木さんは「グランドデザイン(全体構想)」だと指摘する。 「具体策の羅列は意味がない。大会や試合を誘致して終わりの“お祭り”にしない方策が重要だと思っています。そのためには、桐生という地域を中心に考えるのではなく、(五輪開催年の)2020年を契機としたスポーツ産業の変化の潮流と予測を踏まえるべきです」と述べる。...
View Article「塩原バイパス」ルート案示す 国道122号
みどり市大間々町桐原―下神梅間の国道122号、通称「七曲り」に代わる新たな道路として県が計画している同国道「塩原バイパス」のルート案が明らかになった。渡良瀬川右岸のがけ沿いを蛇行する現在の道に代わり、対岸の同町塩原地区を通る新たな道を整備する。同川とわたらせ渓谷鐵道の線路をまたぐ新たな橋も建設する計画で、総事業費は15億円を見込む。...
View Articleきりゅう映画祭、監督決まる 2作品、主人公は高校生
短編映画祭・きりゅう映画祭(桐生青年会議所主催)で今年2作品を制作する監督らが決まった。いずれも高校生を主人公にした物語で、春から夏にかけて順次撮影に入る予定だ。 今回の脚本公募には21人から応募があり、審査の結果、マキタカズオミさん(37)と、松上元太さん(36)・香水義貴さん(35)コンビに決まった。いずれも東京都内在住で、都内を拠点に活動している。...
View Article火の行方を見届ける
あすから3月、春の全国火災予防運動が始まる。22日付の本紙でも紹介されたが、桐生市消防本部の2016年消防白書によれば、火災の月別発生件数は3月が最多。年間65件のうちのほぼ半数が、3月から5月までの3カ月間に集中している。...
View Article提箸英夫さん、2回目の優秀栽培賞 世界らん展
桐生市境野町二丁目在住の提箸英夫さん(72)=桐生洋らん愛好会所属=が、東京ドームで今月開かれた「世界らん展日本大賞2017」の栽培コンテスト「育てようシンビジューム」で最優秀栽培賞に輝いた。最優秀栽培賞の受賞は2011年以来2回目。「ものすごい苦労したので、喜びもひとしおです」と話している。...
View Article保育園に鷹が飛ぶ、園児ら歓声「すごい」「おっきい」
空のハンター猛禽類を連れて鷹匠の彦部和夫さん(上州猛禽会)が2月28日、東保育園(桐生市東五丁目、名淵敏江園長)でバードショーを行った。園児たちは間近に飛ぶフクロウやコンドルに歓声を上げ、「すごい」「おっきい」「羽が当たった」などと大喜びしていた。...
View Article「寅久保バイパス」着工へ、県道小平塩原線
みどり市大間々町塩原―小平間を結ぶ県道小平塩原線「寅久保バイパス」の工事が近く本格化する。渡良瀬川とその支流の小平川に沿って通る現道の北側斜面を開削して新たな道を整備する計画。1995年度の事業開始から22年、用地交渉の難航から十数年間の中断をへて、「地元の悲願」と言われた同バイパスが実現へ向けて動きだす。...
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