すーと抜けるような青空というのは、春夏秋はさわやかでよいが、冬はちょいと、いかがなものかと思う。青というのは寒色、寒さを感じる色。ただでさえ寒いのに、目からも寒さを感じてしまうのはたいへんだ。冷たい雨よりはまだ、ましだけれど▼先月買い集めた手袋はすでにフル回転中で、すっかり肌の一部と化している。わずか3週間で急激に寒くなり、初霜、初氷の声も聞こえ、冬本番。体積がぐっと増える時期になった▼体積というのは、服のもこもこ具合。ヒートテックのシャツやらタイツやらハイネックフリースやらダウンジャケットやら、歩くユニクロの広告塔かと思うぐらいの重ね着重ね着で、雪もないのに雪だるま状態。動きにくいのだが、暖かさにはかえられない▼そこまで重ね着しているのに、足元、下半身は寒い。靴に靴下、タイツとズボン、さらに重ねてもタイツをもう一枚といった程度で、上半身に比べて枚数が少ないのだ。上半身には大事な内臓があるから、その保護という点からすればたくさん重ね着するのも理にかなっているとは思うのだが…1月、2月、さてどうしよう▼何だか毎年、同じことで悩んでいる気がする。冬というのは寒さとの闘いなのであるな。(篤)
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