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桐生祇園祭、初のPRポスター

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 2017年の桐生祇園祭をPRするポスターが完成した。昨年発足した桐生祇園祭保存会(蓮直孝会長)が群馬県の補助を受けて製作したもので、大きさはB2判(72センチ×51センチ)。6年前の本町二丁目屋台が鉾(ほこ)と対峙(たいじ)する光景をメインに、桐生祇園祭の各行事がカレンダー付きで紹介されている。

 これまで桐生八木節まつりのポスター内で伝統行事をアピールしてきた桐生祇園祭だが、保存会の発足を機に独自のポスターを製作しようと、今年は県地域振興調整費を活用し、B2判のカラーポスターを1000枚製作した。

 保存会にとってはこれが初事業。桐生祇園祭のオリジナルポスターの製作も、前例がないという。

 完成したポスターには「362年の伝統」や「日本最大級の屋台、鉾、大幟(のぼり)」といった文字が躍る。

 また、6月28日の天王町挨拶廻(あいさつまわ)りに始まり、7月1日の世話方各町挨拶廻り、8月3日の神輿御霊(みこしみたま)入れ、同4日の世話方衣裳(いしょう)付け届け、5日神輿渡御、6日神輿還御、そして千秋楽付け届けと、一連の祭典行事が、写真とカレンダー付きで紹介されている。

 ポスターは桐生市の本町かいわいをはじめ市内の公共・民間施設や、群馬・栃木・埼玉・茨城・東京など関東地方の主要施設にも配布し、掲示を依頼する。

 保存会では今後、チラシやクリアファイルなども製作し、PRに活用する意向だ。
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