スマートフォンを使って桐生の商店街を探索するゲームを開発したニュートロンスター(殿岡康永代表)は先日、桐生商工会議所会館内からまちなかのジョイタウン会館(桐生市本町五丁目)に事務所を移した。現在ゲームの運営を委託しているキッズバレイのすぐそば。今後、市街に取りつけたビーコン(発信機)を使った「桐生市観光ガイドアプリ」の充実に向け、情報の収集と発信を促進する予定だ。
GPS(全地球測位システム)を活用したスマホゲーム「2116FEEL&COLOR それでもここにいる理由」は、商店街を探索しながら与えられた任務を遂行し、ゴールを目指すもの。
街歩きを楽しみながら桐生について知ることができる体験型の観光ゲームで、現在はキッズバレイが運営する「ココトモ」(桐生市本町五丁目)にゴールを設けており、プレーすることができる。
製作したニュートロンスターでは、まちなかに事務所を構え、今後もハード・ソフト両面でのメンテナンス対応などに当たる。
また、ゲームと同時進行で「桐生市観光ガイドアプリ」も製作し、現在配信している。「織物のまち」「新しさ×レトロな名所」「大正・昭和を巡る」の3コースを設けており、観光客がアプリをダウンロードすれば、桐生の見どころへと案内してくれる。
同社では観光ガイドの充実も目指しており、今後、事務所を担当する久間田貴志さん(39)が商店街を回り、情報を収集し、アプリ充実などに力を注ぐ。
代表の殿岡さんは「商店街に取りつけたビーコンは、今後さまざまな取り組みに活用できるはず。IoTを使って、まちの活性化や暮らしやすい地域づくりを目指したい」と話している。
問い合わせはニュートロンスター事務所(メールinfo@neutronstar.co.jp)へ。
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