第24回笠懸まつり(実行委員会主催)が26日、みどり市笠懸町阿左美の笠懸グラウンドで開かれた。昨年は雨で中止となり、2年ぶりとなった同まつりは好天に恵まれる中、名物の氷みこしやステージショー、打ち上げ花火などで2年分の盛りあがりを見せ、来場者は一昨年より2000人多い2万8000人(主催者発表)を数えた。
大間々祇園まつり、草木湖まつりと並ぶ「みどり市三大夏祭り」の一つで、桐生地域の夏祭りの締めくくりを飾る笠懸まつり。新旧住民の交流などを目的に、同町商工会を中心とする実行委(委員長=七沢博明・同町商工会長)が開いた。
笠懸町1~10区の地区別テントや飲食の露店に囲まれた運動場では、夕暮れとともに「氷みこし」が登場。重さ700キロの氷の塊を同商工会青年部とOB、近隣商工会の応援部隊ら50人がかりで威勢良く担ぎ、盛り上げた。婦人会や老人会など地元団体総出の踊りパレード、バイクみこしなどがこれに続いた。
特設ステージでは、歌うま芸人としてテレビで活躍中のコンビ・ダブルネームが美声を披露。地元団体による和太鼓や八木節に続き、最後は600発の打ち上げ花火がゆく夏を惜しむように夜空を彩った。
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