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秋晴れに2万人、クラシックカーフェス大盛況

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 第22回桐生ファッションウイークは5日、全日程を終え閉幕した。群馬大学理工学部キャンパスで開かれた第12回クラシックカーフェスティバルin桐生(実行委員会主催、桐生タイムス社など共催)は主催者発表で2万人が訪れた。青天の下、紅葉が始まったキャンパスを歩きながら、集まった285台の車を眺めたり、場内外で企画された行事を楽しむ姿がみられた。

特別展示車のエンジン点火

特別展示車のエンジン点火も実演されて盛り上がった

 キャンパス内では、目玉の特別展示車両でテレビ番組「カーグラフィックTV」の冒頭で使われた1920年代のフランス車「ブガッティ」の火入れ式が午前と午後の2回催され、クランクを手回ししてエンジンがかかると周りを囲んだ観衆から歓声が上がった。

 開発に理工学部が関係した新型電動バス「e―COM10(イーコムテン)」もお披露目され、会場を出発して中心市街地を巡るコースを走行。昔ながらのボンネットバスもまちなか周遊の観光バスとして活躍し、新旧バスが競演した。

 正門を出発して桐生・みどり両市内を走るラリーや最後に参加車両が本町通りを駆け抜けるパレード、小学生以下のお絵描き大会、木製ミニカーのレース、桐生市在住で群大次世代モビリティー社会実装研究センター教育研究部長の西薗大実教授による講演も人気を博した。

 前原勝良実行委員長は「EV(電気自動車)も特別展示車両として展示し、未来への展望を示せた。講演会も好評で、群大らしいアカデミックな催しになった」と喜んだ。亀山豊文市長は場内に置ける車の台数が限られる点に触れ、「私の気持ちとしては、桐生のまち中を会場にしたい」と語った。
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