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境野小4年・江口秀太君、全日本小学生相撲優勝大会へ桐生から初出場

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 桐生市立境野小学校4年の江口秀太君(10)が12月3日、関東代表として東京都・両国国技館で開かれる「第30回全日本小学生相撲優勝大会」(日本相撲連盟など主催)へ、桐生市出身の選手として初めて出場する。群馬県勢としても18年ぶりとなる快挙。「優勝して小学生横綱になりたい」と気合が入る。

 同大会は小学4~6年の学年別の全国大会で、トーナメント方式で行われ、各学年の優勝者には日本相撲連盟から小学生横綱の称号が与えられる。

 身長150センチ、68キロと体格がよく、堂々たる雰囲気をもつ。

 相撲を始めたのは幼稚園の年長から。桐生市スポーツ文化事業団主催の相撲教室に友達と一緒に参加し、わんぱく相撲大会へ出た。そのとき、「メダルが取れなくて、悔しい思いをした」ことがきっかけで、桐生相撲道場(諸井直彦代表、20人)へ入門した。

 同道場の役員で第59回学生横綱の山崎幸一さんは、「自発的にやりたいと年長から来る子は珍しい。負けると悔しい気持ちがあり、取り組む姿勢も非常に真面目」と話す。

個人戦で関東3位

 江口君は8月に群馬代表として出場した1都7県による「第20回関東小学生相撲優勝大会」個人戦4年生の部で3位入賞し、全国切符をつかんだ。

 関東の壁は厚く、群馬勢としても第2回大会以来の入賞。今年は桐生から4年生3人、6年生2人が出場したが、入賞したのは江口君1人だった。

憧れは稀勢の里か「電車の運転手」

 稽古の楽しいところは、「負けた原因を思い返して直していくところ」という努力家。憧れは桐生にも縁がある横綱・稀勢の里で、「将来の夢は横綱か、電車の運転手」と、小学4年生らしい一面も見せる。
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