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復活の「梅田湖花火大会」、第2回は6月3日に

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 第2回桐生・梅田湖花火大会が6月3日、桐生川上流の梅田湖畔で開かれる。3年前に終了した梅田湖冬花火の意志を継ぎ、花火で桐生を盛り上げようと、桐生倫理法人会の有志らが中心となって取り組むイベント。同大会実行委員会(長竹伯晶委員長)では現在、協賛金の募集を呼び掛ける一方、第1回大会で指摘された運営上の課題について、対策の検討を重ねている。

 昨年6月、梅田湖右岸の梅田台緑地を会場に開かれた第1回桐生・梅田湖花火大会。来場者は3500人を超え、実行委員会の予想を大きく上回った。

 第2回の開催に向け、委員会では昨年から準備を開始。今年6月3日、同会場で開くことに決定した。

 すでに個人や企業に向け、協賛金の呼び掛けを始めており、「前回の500万円を目安に、少しでも多く集めたい」と、実行委員長の長竹さんは話す。

 協賛金1万円で4人分のバス優先券がつくほか、5万円で5000円分の食券がプラスされる。10万円以上の寄付者には桟敷席も用意される。

 一方、前回苦情の多かった課題についても検討を重ねている。その一つが交通渋滞だ。

 「前回はマイカーでの来場者が多く、道路が渋滞し、バス運行もままならなかった」と長竹委員長。

 現場に駐車場がなく、迂回(うかい)路もないため、自動車が増えれば渋滞は必至。バス利用を促すためにも、実情の周知とバスの利便性の向上が大きなカギとなる。

 実行委員会では、ピストン輸送に充てるバスの台数を前回の2台から10台に増やし、分かりにくかった乗降場所と運行コースをそれぞれ一本化することに決定。渋滞がなければ約10分間隔でバスを運行できる計算となる。

 梅田湖までの道中に看板を立て、マイカー来場者に迂回を促す方法なども採用するが、「ほかにどんな方法があるのか、桐生署などと協議したい」とも。

 梅田台緑地の整備も進み、「昨年より見やすい環境で花火大会が開けるのでは」と実行委員ら。屋台の出店やボランティアスタッフについても募集を始めており、準備はいよいよ本格化する。

 なお、協賛金や出店などの問い合わせは大会実行委員会窓口の鳥モネ(電0277・22・2744、担当・長竹さん)まで。
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