冬住彩る代々の雛、彦部家住宅で長期公開
梅の香が立ち始めた国指定重要文化財・彦部家住宅(桐生市広沢町六丁目、彦部篤夫当主)で、今年も代々の雛(ひな)たちが蔵から出されて冬住(ふゆずみ)に飾られた。月遅れで祝う桐生のひな祭りにちなんで4月3日までの長期公開で、華やかに、すまし顔で、来客を迎える。...
View Article回復期リハビリ病棟開設へ、桐生厚生総合病院
桐生厚生総合病院(桑島信院長)を運営する桐生地域医療組合(管理者・亀山豊文桐生市長)が16日、議会定例会を開き、高度特殊医療の推進に必要な内視鏡ビデオシステムや薬品在庫管理システムの更新などを計上した2018年度病院事業会計予算を可決した。地域包括ケアシステムの実現に向け、回復期リハビリテーション病棟の開設も予定しており、厳しい財政の中、地域に必要な医療サービスの提供を目指す。...
View Article本六商店街「街かど文化展」入賞者決定
桐生市本町六丁目商店街振興組合(多田和生理事長)の主催する第28回街かど文化展(ウインドギャラリー展)の入賞者が決定した。審査の結果、相生小5年の押田羅樹さん(絵の部)と桐生中央中1年の森部柚帆さん(書の部)の作品が、最高賞の桐生市長賞に選ばれた。入賞した作品は2月24日から3月4日まで、本六商店街各店の店頭に飾られ、まちをにぎやかに彩る。...
View Article知自在の言葉の意味
群馬大学理工学部を訪れた際、部屋の壁に掲げられた1枚の色紙が目に留まった。 学部長室だったと思うのだが、しっかりとした筆跡で「知自在」とある。筆者は化学博士の福井謙一さん。有機化学反応理論を体系化した実績が評価され、1981年、日本人初のノーベル化学賞を受賞している。...
View Articleインフル院内集団感染 23人が発症、1人死亡
みどり市大間々町大間々の重症心身障害児・者入所施設「希望の家療育病院」(竹内東光院長)は19日、入所者13人と職員10人の計23人が院内でインフルエンザB型に集団感染が発生し、うち50代の入所者1人が死亡したことを明らかにした。...
View Article復活の「梅田湖花火大会」、第2回は6月3日に
第2回桐生・梅田湖花火大会が6月3日、桐生川上流の梅田湖畔で開かれる。3年前に終了した梅田湖冬花火の意志を継ぎ、花火で桐生を盛り上げようと、桐生倫理法人会の有志らが中心となって取り組むイベント。同大会実行委員会(長竹伯晶委員長)では現在、協賛金の募集を呼び掛ける一方、第1回大会で指摘された運営上の課題について、対策の検討を重ねている。...
View Article人の社会の多様性の危機
桐生のパチンコ産業の繁栄を支えたのは織物産業で育った多種多様な人材と技だった。新しいアイデアをいち早く形に起こすことができたからである。 フットワークの良さとかゆいところに手が届く環境は、一つの産業が次の産業の鋳型となる可能性を広げていく。こういう関係性こそが持続可能な社会には不可欠だと思われるのだ。 先日、建設業界に携わる人とじっくり話す機会があった。...
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