Quantcast
Channel: ウェブ桐生タイムス
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2430

旧昭和小を一時貸与、桐高桐女の統合新設で

$
0
0

 県立高校再編に伴い桐生高校と桐生女子高校を統合し、現在の桐高校地(桐生市美原町)に2021年4月開校予定の新高校。桐生市は27日の市議会教育民生常任委員会で、市が所有する旧市立昭和小学校(同町)の校舎を新高校で活用してもらおうと、開校前年の20年度から増改築が整う23年度末まで、県教委に一時貸与すると報告した。

 桐高桐女の統合に伴い、県教委は18年度から23年度末まで、新高校の施設整備を実施予定。ただ、現桐高の校舎・校地に余裕がないことから、県教委は桐生市に近接する旧昭和小の借用を申し出ていた。

 市教委は市議会教民委の報告で、市から県教委に対し、旧昭和小の校舎、体育館、校庭、駐車場、桐高北側市職員駐車場の計5件を、新高校の施設整備中に限り貸与を予定していることを明らかにした。

 旧昭和小の校舎は開校前年の20年度から、体育館と校庭は21年度の開校後、旧昭和小駐車場と桐高北側駐車場は、新高校の施設整備が始まる18年度から、それぞれ貸与し、いずれも23年度末までとした。

「整備期間中のみ」

 教民委では、旧昭和小を候補地に市教委が検討中とされていた「総合教育センター構想」について、辻正男議員(そうぞう未来)から「新高校に貸与することで同構想はなくなったのか」との質問が出た。

 市教委は「学校跡地の活用は学校施設跡地利用検討委員会での検討が大前提だが、(同センター構想の)議論がなくなるわけではない。貸与はあくまで県教委の新高校の施設整備期間中のみ」と答えた。

 旧昭和小は小規模校化に伴い13年3月末で閉校し、市立南小学校(新宿二丁目)に統合している。
関連記事:


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2430

Trending Articles