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70周年記念品に地元の織物活用、山田製作所

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 1946年(昭和21年)2月の法人設立から70周年の節目を迎えた山田製作所が、記念のロゴマークを社内公募し決定した。名刺に刷るなど対外的なPRに役立てるほか、地元桐生の地場産業である織物の技術を活用し、ロゴを織り込んだ記念品も従業員向けに製作した。

 マークの社内公募には海外からも含めて27件が寄せられ、企業理念である「世界に喜びを広げる」を地球と同社の中核技術の一つであるローターで表現した男性社員のデザインが採用された。

 記念品を検討する中、昨年10月に開かれた「ビジネスマッチングフェア桐生」で織物業のイヅハラ産業(桐生市広沢町二丁目、赤石重男社長)と出合い、「地場産業に貢献できれば」と、地元の繊維技術を生かそうと決めた。

 同社の特許技術を用いて記念ロゴと社章の「イーグルマーク」を表裏に織り込んだコースターとマグカップのセットに決定。従業員参加が周年記念のテーマの一つであることから、1月には企画推進担当の加藤秀兼さんと総務人事課の湯本瑞さん、中野美香さんがイヅハラ産業を訪ね、製作工程の一部を担当して記念品を仕上げた。

 完成した2000セットは創立記念日の26日に配布した。加藤さんは「こうした形でつながれ、有意義なマッチングだった。地元にこうした技術があることを記念品を通して授業員に伝えられれば」と話す。

 山田製作所は社会貢献活動などの記念事業を年間を通して展開する予定だ。
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