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地域包括支援センター社協、商店街で高齢者サロン

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 桐生市錦町商店街と地域包括支援センター社協が、地域で暮らす高齢者を支えようと協働して取り組み始めた。6月には、同商店街の「お客様感謝デー」に合わせた高齢者サロン「栄サロン」が開かれる。同商店街振興組合の金井正夫理事長(65)は「錦町も高齢者が多い地区。商店街としても学び、支えていけたら」と話している。

 同組合は昨年11月、雷電会館に地域包括支援センター社協の職員を招き、認知症に関する理解を深める「認知症サポーター養成講座」を開催。参加した商店主たちは認知症の人が商店に来たときの対応や、接し方などを学んだ。

 金井理事長は「認知症のお客さんに接する機会など、これから増えていくと思う。少し知識があるだけで安心感が違う」と語り、商連などにも受講を呼び掛けているという。

 認知症サポーター養成講座をきっかけに商店街と地域包括支援センターが連携を図り、6月16日の同商店街「お客様感謝デー」には同商店街で高齢者サロン「栄サロン」の開催が決まった。次回(9月15日)以降も感謝デーに合わせて予定しており、主催の地域包括支援センター社協は、「買い物がてら気軽に立ち寄ってほしい。商店街と連携して地域が盛り上がるサロンになれば」と話す。

 サロンの開催場所として店舗を提供し、運営にも協力する「栄Lunch」(えーらんち、錦町二丁目)の店主・若林栄子さん(62)も「体操したりお茶を飲んだりして、高齢者の居場所になれば。孫世代との参加もぜひ」と期待を寄せる。

 栄サロンは午後2時~同3時半。問い合わせは地域包括支援センター社協(電0277・46・4411)へ。
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