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桐工自転車競技愛好会、「部」昇格へまた一歩

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 桐生工業高校(大谷龍二校長)で2014年に再結成された自転車競技愛好会の2、3年生メンバー5人全員が関東大会出場を決めた。10日から12日まで茨城県取手市とつくば市で開かれる本番で上位入賞を目指す。今春入学した新1年生5人も加わり、所帯は総勢10人に。悲願の部への昇格も近づいている。

 愛好会は1987年から92年まで存在したが部への昇格を果たせず解散。14年になって22年ぶりに再結成され、3年生2人と2年生3人が互いに高め合いながら活動してきた。

 5月の県高校総体で最上級生の川井慶太さんがスクラッチ、坂巻智也さんがポイントレースでともに2位。2年生は女子の神永麻衣さんが2000メートル、青木唯香さんが500メートルでそれぞれ優勝。小榑佑弥さんがケイリンで5位入賞した。顧問の桜井敏弘教諭は「男女とも他校の強い選手についていくところから、自分で展開をつくりにいくようになった」と成長に目を細める。

 「インターハイに行けるかどうかが懸かっているので、できれば優勝を目指したい」と川井さん。坂巻さんを誘って愛好会を立ち上げ、部昇格が現実になりつつある状況に「皆が大会で活躍しているので存在を知ってもらえた。感謝したい」と話す。

 坂巻さんは「今までやってきた練習の成果をぶつけたい。上位を取れるよう頑張りたい」。神永さん、青木さんの女子2人はともに「自己ベストを出す」のが目標だ。

 設立当初から車両のメンテナンスなどで活動を側面支援してきた自転車店「サイクルショップタジマ」の茂木春生店長は「自転車に携わる者として地元で活躍してくれるのはうれしい」と喜んでいる。
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