渡良瀬川、あす朝から10%取水制限
5月以降の記録的な少雨で、渡良瀬川上流の草木ダム(みどり市東町)の貯水量が平年を大きく下回り、この時期としては過去最悪になっているとして、渇水対策に向けた渡良瀬川の利水者懇談会と水利使用調整連絡協議会が10日午前、足利市の国土交通省渡良瀬川河川事務所であり、同協議会は渡良瀬川からの10%取水制限をあす11日午前9時から開始することを決めた。同制限は2年連続。...
View Article桐工自転車競技愛好会、「部」昇格へまた一歩
桐生工業高校(大谷龍二校長)で2014年に再結成された自転車競技愛好会の2、3年生メンバー5人全員が関東大会出場を決めた。10日から12日まで茨城県取手市とつくば市で開かれる本番で上位入賞を目指す。今春入学した新1年生5人も加わり、所帯は総勢10人に。悲願の部への昇格も近づいている。...
View Article手作り甲冑で大合戦 初の「郷右衛門まつり」
郷土の武将をたたえる「郷右衛門まつり」が11日、桐生市新里町の山上城跡公園をメーン会場に開かれた。午前に行われた模擬合戦では、手作りの甲冑(かっちゅう)に身を包んだ子どもたち50人ほどが参戦。合図とともにときの声を上げて駆け出し、相手方と刀を交え、合戦に熱中した。...
View Article旧養護学校どう活用? 官民対話で初調査へ
桐生市菱町五丁目の旧市立養護学校の跡利用方法を検討している桐生市は10日、民間事業者との対話を通じて民間活用の可能性を探り、民間参入しやすい公募条件の設定を行う「サウンディング型市場調査」を初めて実施すると発表した。老朽化した校舎や敷地の活用に民間のノウハウや実行力を呼び込み、地域活性化につなげたい考えだ。...
View Article“雑誌王”の生涯つづる紙芝居、いよいよ完結へ
講談社を創設した“雑誌王”野間清治(1878~1938年)の生涯をつづる紙芝居の完結に向け、野間清治顕彰会のメンバーが活動に励んでいる。立志編の第1部、東京での活躍ぶりを描いた第2部に続き、第3部では亡くなるまでの晩年を描く。12月10日の献花式に合わせてお披露目する予定で、有終に向け、絵づくり、お話づくりの真っ最中だ。...
View Article環境月間の問い
長雨の季節を迎え、生きものの気配が濃さを増している。植物の繁茂に合わせるように、小さな動物たちが繁殖し、それらを捕食する動物たちも活発に動きまわる。山の恵みを求め、人もまた山野に分け入る。野生動物と人との距離がぐっと接近するのもこの季節である。...
View Article高野山に仏画飾る、桐生市小梅町の南法聖観さん
桐生市小梅町在住の南法聖観さんが描いた大日如来の仏画が15日、弘法大師の生誕を祝う「青葉まつり」を開催する高野山金剛峯寺(和歌山県)内に飾られ、披露される。 青葉まつりは高野山奉讃会、高野山町内会が主催するもの。降誕会法会や花御堂渡御などが繰り広げられるほか、奉讃スポーツ行事や奉讃展なども行われる。...
View Article被災地で成長、夢追う 熊本の実業団で奮闘中
熊本地震の発生から14日で2カ月。被災住宅は14万棟を超え、6千人以上が避難生活を送る。そんな被災地で夢を追う元桐生球児がいる。樹徳高校を今春卒業して熊本の実業団チームに入社し、その直後に大地震に見舞われた矢野聡士投手(19)。被災者支援のボランティア活動や、損壊した会社の復旧作業など貴重な経験を経て、仕事と野球を両立しながら3年後のプロ入りを目指して奮闘中だ。...
View Article“ロケ地・桐生”に注目 昨年度、撮影2割増
桐生市は15日までに、昨年度に市内で行われた映画やテレビドラマなどのロケーション撮影や、バラエティー番組などの撮影が76件に上り、前年度比で18・8%増えていることを明らかにした。全国公開中の映画「64―ロクヨン」をはじめ、映画やテレビのロケ地として桐生市が注目を集めている。...
View Article桐生市、今年度は7校で 「絹の校旗プロジェクト」
県の「絹の校旗をつくろうプロジェクト」で、桐生市内七つの小学校が養蚕に取り組んでいる。神明小学校(佐野悦生校長)は2年目の参加で、3年生2クラスの児童が交代で500頭のカイコを世話。「いま5齢。きもかわいい」と上原みゆさん。よく観察して「お蚕様かんさつ日記」を書いている。...
View Articleみどり市、施設の65%老朽化 「総合管理計画」策定へ
公共施設の老朽化対策が全国的な問題となっている中、みどり市は16日までに、市有施設625棟のうち65・4%にあたる409棟が築30年以上経過し、老朽化していることを明らかにした。市は今年度、総務省が各自治体に策定を義務付けた「公共施設等総合管理計画」をまとめ、施設ごとに建て替えや統廃合などの方向性を出す。桐生市はすでに独自の「市有施設整備基本方針」を策定済みで、総合管理計画の策定にも着手している。...
View Article新しい畳のかおり
物であふれていた部屋の畳を十数年ぶりに替えた。新しい畳のかおりが懐かしく、子どものころ、この畳替えを見て、職人仕事のカッコよさにふれたことを思い出したのである。 何年かに一度、畳屋さんは道具持参でやってきた。カッコよさの基準は人それぞれにあって一様ではないが、職人たちの道具さばきに関しては、多くの子どものあこがれの対象だった。...
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