Quantcast
Channel: ウェブ桐生タイムス
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2430

ビューティーフェス、国際大賞に輝く

$
0
0

 美容専門学校に通いながら桐生市相生町二丁目の美容室ヘアーズでアルバイトをしている大舘真優さん(17)が、10月末に開催された第1回東京国際ビューティーフェスティバルのワインディング部門で最高賞の国際大賞に輝いたのをはじめ、各種の大会で賞を獲得している。「早く美容師になりたい」と太田・生品中を卒業して進んだ道で、「いろんなことが新鮮で楽しい」と笑顔を見せる。

 祖父母の山岸正雄さん・松江さん、伯父の正重さん、母の松美さんと理美容師に囲まれた環境にいる大舘さん。現在は小山市にあるセンスビューティーカレッジの2年生で3歳上の人たちと共に学び、通信制の理容学校に入り、木曜日夜はヘアーズで練習、土・日曜はアルバイトという日々だ。

 コンクール入賞は早くも昨年秋からで、ライオンヘアサロングループ大会ワインディングスチューデント部門で第3位。今夏の全国理容美容学生技術大会関東予選では優秀賞を受賞、今月15日に徳島市で開催される全国大会への出場権を得たが、表彰式は鼻血を出してしまい救護室へ。「賞状とトロフィーは代わりの人に受けてもらいました」とか。

 10月には韓国ソウルでのインターナショナルビューティーエキスポに学校代表で参加、アジア8カ国から100人が集うなか、総合準優勝。さらに東京国際ビューティーフェスティバルのワインディング部門で国際大賞に。90人が技術を競うなか、大舘さんには自信があった。1位の上の国際大賞だった。

 ヘアーズ店長の山岸正重さん(46)は「素質があるし、負けん気が強い」と評する。「店長も世界大会に出ていて、すごい人。負けてられません」と大舘さん。しかも「謙虚でいよう」と心掛ける。来年は国家試験を受けて3月に卒業、ヘアーズに就職する予定で、「おじいちゃんのひげそりも若い人のヘアもできる技術者になりたい」と前を見る。
関連記事:


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2430