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1日に2大会で県優勝、少年野球の菱・境野子供会

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 桐生市を開催地とする学童野球の二つの県大会の決勝が18日、午前と午後に桐生球場で同時に開かれ、2大会とも決勝まで勝ち上がっていた桐生市代表の菱・境野子供会野球部が、両方の大会で初優勝した。一つは県など主催の「第35回関東ブロックスポーツ少年団競技別交流大会県予選」、もう一つは県スポーツ少年団など主催の「第38回くりくり選手権大会県予選」で、主管は両方とも県スポ少軟式野球専門部などが行っている。決勝を同じ日に行うのは昨年に続いて2年目。

 菱・境野の和田久雄監督=菱町四丁目=は学童野球の監督を務めて16年で2、3度目の県制覇。「信じられない。まさか二つとも優勝してしまうとは」とうれしい笑顔。林日陽(ひょう)主将(境野小6)は、「二つとも優勝する自信はあった」としながらも、静かに勝利をかみしめていた。

 同チームは境野小、菱小、北小、梅田南小の4校が集まる合同チーム。4月に県野球連盟主催の「第41回県選抜学童軟式野球大会」で優勝して以来、平日にも2日、合同練習の時間を設け、絆を深めてきた。

 菱・境野はエースの中村幸雅選手(梅田南小6)が療養中で不在。さらに小学生には「1日7イニングまで」の投球制限がある中、コントロールよく丁寧に投げる5年生の梅村柚希選手(梅田南小)と、堂々とテンポよく速球を投げる林主将の2人の継投で、決勝2試合を乗り切った。

 午前のスポ少の大会では、藤生永太選手(境野小6)の好走塁と宇角太一選手(梅田南小6)の2点タイムリーで尾島ビガーズ(太田)に3―0で完封勝ち。

 午後のくりくりの大会では、下川ライオンズ(前橋)に2点先制されたものの、金子和志選手(境野小5)の同点打、林主将の勝ち越しの2点二塁打、藤生選手の2打席連続ソロで5―3で逆転勝ちした。

 スポ少は7月に関東大会(栃木)が行われ、これに勝てば8月の全国大会(滋賀)へとつながる。また、くりくりは、8月に西武プリンスドーム(埼玉)で開かれる南関東のチームを中心とした全国大会へとつながっている。
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