桐生八木節まつり中日の8月6日夜、桐生市錦町一丁目の大通りに今年も桐生音頭の踊りの輪が広がる。市民向けの練習会も行われており、次回は7月18日。主催の錦町商店街振興組合では「今からでも間に合うので一緒に踊りませんか」と、参加を呼び掛けている。
懐かしい桐生音頭を桐生の目抜き通りで踊ろうと、一昨年始まった取り組み。
毎年、本番前の7月中、東毛連合舞踊の会の静香寿之衣さんを講師に招き、錦町一丁目にある雷電神社境内の雷電会館ホールで練習会を開いている。
今年も毎週月曜、午後7時から練習を開始。11日夜には地元をはじめ市内外から約20人の踊り手が集まり、うちわ片手に踊りの基本動作を練習した。
「のびのび踊ることが大切」と静香さん。「錦町から本町一丁目に向けて、明かりがついてゆくようにうちわを回して」など、ふりつけの意味をひもときながら動きを繰り返し、体で覚えさせた。
練習後半には「トントと鳴るのは機の音ソレ」の歌声も入り、踊り手に笑顔も。静香さんは「一度練習すれば踊りの輪に入れます。興味のある人はぜひ足を運んで」と呼び掛けている。
練習は18、25日の午後7時から。参加無料。希望者は直接会場へ。
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