暑い日が続いているが、夏はさまざまなスポーツが盛んだ。小学生以下の子どもから80歳以上の人まで、屋外で体を動かす人たちは夏バテ知らず。熱中症が心配だが、各種の競技会では主催者が必ず注意喚起をしているし、競技者もこまめに水分をとっている。最近は塩分入りのあめなどもあり、持ち歩いている人も多い。運動をする人は体をとても大切にしている。食事や睡眠をしっかりとって、いかに暑くても背筋をぴんと伸ばしている▼体に無頓着なのはむしろインドア生活が長かった記者の方だった。昨夏、初めて熱中症らしき症状に見舞われた。その日は焼けつくような暑い日だったが、うっかり水分を持ち忘れて朝からずっと外にいた。食事も面倒だったので、昼食をとらずに成り行きのまま炎天下で過ごしてしまった。座った姿勢から立ち上がった途端、サーッと一瞬だけ目の前が真っ暗になった。一体何だろうと思ったが、特に気にしなかった。ゆっくりとした動作ながら立ったり座ったりを繰り返しているうちに、目が回って気が遠くなりかけた。慌てて自動販売機でスポーツドリンクを買って飲んだら気分が良くなった▼まさか自分がと思っている人ほど、熱中症にご注意を。(里)
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熱中症に注意
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