つい先日、桐生市川内町二丁目の鷹ノ巣集会所で開く高齢者の集い「サロン西小倉」のメンバーが連絡をくれた。「地元婦人会に教えてもらって八木節を練習してる。みんな汗かきながら踊って桐生まつりに備えているから取材に来てくれないかい」▼最近、いろんな地区に高齢者サロンができて、必然的にお邪魔する機会も増えた。内容は認知症予防の脳トレや介護予防体操、交流、消費者トラブルや振り込め詐欺防止の啓発講座など、どれもこれも大切なこと。けれども、高齢者が午前中から蒸し暑い集会所で汗だくになって祭りに向けて元気に八木節を練習する、そのインパクトはすごいよ。見たいじゃないか▼サロン西小倉が発足した約1年前は数人の参加者だったのが、30人もの大所帯になったこと。鷹ノ巣地区は比較的新しい転入者が多く、特に団地入居者第1世代は八木節が踊れない人もいて、みんなで踊る楽しさを共有しようと練習を始めたこと。面白いじゃないか▼そんなふうに思っていたのだけれど、どうにもタイミングが合わず取材できなかった。うむむ、がっかり▼梅雨も明けて夏本番。練習の成果を発揮する祭りシーズン突入だ。練習に励んだみなさん、出番ですよ。(並)
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