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桐生選手が市民に感謝、観光協会が五輪銀お祝い

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 リオデジャネイロ五輪の陸上男子400メートルリレーで銀メダルに輝いた東洋大3年の桐生祥秀選手(20)が21日、桐生市民に熱いメッセージを送った。同名のよしみで応援を続ける桐生観光協会の役員らが同日夜、都内で開かれた東洋大選手団の五輪報告会に出席し、桐生選手にお祝いの言葉をかけた際に語った。桐生選手は「いつもサポートしていただき感謝。桐生の名前を広められるよう頑張ります」と笑顔で語り、桐生市民への感謝とともに今後のさらなる活躍を誓った。

 桐生観光協会(宮地由高会長)は事務局の桐生市観光交流課とともに、「桐生」の名を広めてくれる将来性豊かなアスリートをまちぐるみで応援しようと、2014年5月から桐生選手を応援する姿勢を打ち出している。

 桐生市新里町で幼稚園と保育園を営む小池文司さん(79)が東洋大陸上競技部OB会長(現名誉会長)だった縁で交流は本格化。桐生特産品を贈った同協会に同部からお礼のメッセージが届くなどの交流が続いている。

 東京・文京区の東京ドームホテルで開かれた東洋大選手団の五輪報告会には、桐生選手や競泳男子400メートルメドレーの金などメダル3個を獲得した萩野公介選手らが出席し、約700人の関係者らが祝福した。

 桐生観光協会からは宮地会長ら4人が駆け付け、桐生織のラベルで「祝日本新・桐生」と題した特製一升瓶の日本酒を桐生選手に手渡し、五輪銀メダルを祝うとともに今後のさらなる活躍を期待してエールを送った。

 桐生選手は「桐生の特産品を贈っていただいたり、いつもサポートしていただいてる桐生のみなさんに感謝です。特に桐生のうどんはメッチャおいしかったです」と満面の笑みで桐生市民への感謝の言葉を繰り返した。

 その上で「東京五輪ではリレーの桐生だけでなく、100メートルの桐生と言われたい。桐生の名前を広められるよう頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします」と、引き締まった表情で今後の抱負を語った。
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