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“特等席”で興奮の観戦、桐生っ子、日産スタジアムでJ1戦

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 桐生地区少年サッカー連盟(島田正博委員長)所属チームの小学6年生79人が22日、日産スタジアム(横浜市港北区)で行われたサッカーJ1のセカンドステージ第15節横浜F・マリノス―ガンバ大阪戦を観戦した。

 これは桐生出身の故松田直樹選手の偉業と精神を次代を担う子どもたちに伝承しつつAED(自動体外式除細動器)の認知・普及を目的に桐生タイムス社が企画・協力する事業。2012年から元Jリーガーによるサッカー教室を開催してきたが昨年から、松田選手が長らく活躍した大迫力のスタジアムで現役選手のトップレベルのプレーを見ることで夢を持ってもらおうとJ1観戦ツアーとし、横浜F・マリノスの協力と協賛各社からの協賛金で行っている。

 ピッチ間近の“特等席”が用意された子どもたちは大型ビジョンに映し出されアナウンスで紹介されると、元日本代表遠藤保仁選手(ガンバ)などのプレーに食い入るように見ていた。試合は1―1で迎えた後半に相手パスを奪ったマリノスのMF齋藤学選手が追加点を決めたものの終了間際に追い付かれ2―2のドロー。しかし、豪快なシュートなど得点シーンも多く見られ、子どもたちは興奮していた。DF中澤佑二選手のユニホームを着て応援していた大塚斗湧君(広沢FC)は「中澤も良かったけど、齋藤のシュートもすごかった」と感激していた。

 試合後にはマリノスの中村勝則取締役の計らいで子どもたちはスタンドからピッチレベルまで案内され、サプライズで中村俊輔選手との記念撮影も。目の前に突然現れた中村選手に子どもたちは目を輝かせ、興奮は最高潮に達していた。
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