秋らしくなってきた。布団一枚かけて寝られるこの時期はとても好きだ▼足利市の「あしかがフラワーパーク」で２２日から、今年もイルミネーションが始まった。初日には、あしかが輝き大使でタレントの勝俣州和さんらがゲスト参加した点灯式も行われ、「ものすごい」という形容がぴったりの来場者数もあって大にぎわいだった▼同パークのイルミネーションは、職員がこつこつと手作りで進めているもので、今年も６月ごろから準備を開始。電球数を昨年に比べ増やし、新しいイルミネーションも加えて開幕。思い通りに点灯したときは、さぞほっとするだろうと推察する。来場者は本当に多いけれど、点滅する光を見ていると心が落ち着く▼このイルミネーションがスタートすると足利の秋の観光シーズンが本格化する。そば祭りやＢ級グルメのイベント、足利銘仙を着てのまち歩き、美術イベントなどなど、１１月下旬ころまで毎週なにかが行われている。桐生でも同様な状況だと思うが、隣のまちに足を運んで、似ているところやちょっと違うところなどを楽しんでみるのも一興かと思う。このほか、文化行事も数多くあり、記者個人としてはもうひとつ体が欲しいシーズンでもある。（ほ）
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