「藝術大使」桐生を語る、人気画家の山口晃さん
桐生市の芸術文化振興やまちづくり、魅力発信に力を借りようと、現代の人気画家、山口晃さん(48)が「桐生市藝術大使」第一号に任命された。任命式と記念講演会が2日、桐生市市民文化会館シルクホールで開催され、約800人が就任を見守り、「ふるさとに思う」と題した講演を楽しんだ。...
View Article「桐生マフラー」のブランド化へ、プロジェクトが始動
桐生商工会議所(山口正夫会頭)の「桐生マフラー・ストールブランド化事業」が始動した。繊維に関係した多様なものづくり機能を有する桐生産地で培われた技術力に、デザインや新素材活用の要素を加えたオリジナルマフラーを開発し、ブランディングによる差別化と高付加価値化の実現による地域への利益還元と、産地活性化につなげる。今年度を調査研究に充て、来年度に試作開発に移る計画だ。...
View Article自然とともにある暮らし
私たちが暮らす桐生みどり地域は、豊かな自然に恵まれている。せわしない暮らしにストレスを抱えつつも、穏やかな気持ちを取り戻せるのは、自分とは異なる価値観で生きている生命の存在が大きいのだと、いつもそんなふうに思っている。 空を飛ぶ鳥、草花に蜜を求める蜂、どっしりと立つ落葉樹、そうした生命とふれあうたびに気持ちがリセットされるようでいつの間にか救われている。...
View Article桐生市仲町の長岡光雄さん、トライアスロン大会で準V
桐生市仲町三丁目の長岡光雄さん(48)が、千葉県木更津市で開かれたトライアスロン大会の40~49歳男子部門で準優勝に輝いた。友人に誘われてトライアスロンを始めて5年。「できることが増えて記録が伸びるのは楽しみの一つ。達成感も大きい」とその魅力を語り、「仲間を増やして桐生でも大会ができたら」と夢を抱く。...
View Article桐生市、新市民体育館の設計公表
桐生市は4日、2020年度の完成を目指して同市運動公園(相生町三丁目)内に建て替える新「桐生市民体育館」の基本設計を、市ホームページで公表した。市は10月4日まで、市民からの意見募集(パブリックコメント)を受け付けており、寄せられた意見を実施設計に反映したい考えだ。...
View Article能舞台、中学生らナマで楽しむ にいさと薪能
「にいさと薪能」として22年前から山上城跡公園で行われてきた公演が、今年度は桐生市能・狂言鑑賞教室として市民文化会館シルクホールで開催された。桐生市内の中学2、3年生と一般希望者が6日の午前と午後に分かれ、世界無形遺産にも登録されている古典演劇を楽しんだ。...
View Article寺村サチコさん、絹の里で作品展
高崎市金古町の県立日本絹の里で6日から、桐生市在住のテキスタイル造形作家・寺村サチコさんと富岡市在住の染色作家・大竹夏紀さんによる「群馬のシルクアーティスト二人展」が始まった。10月16日までの会期中、両作家による実演会や制作体験も予定されている。初日の6日は本人が作品解説した。 2人はともに多摩美術大学の卒業生。寺村さんは絞り染めや型染め、大竹さんはろうけつ染めで作品を制作している。...
View Articleジュニアゴルフ日本代表・二宮佳音さん世界4位
みどり市立笠懸北小学校5年の二宮佳音さん(10)=笠懸町鹿=が、米国で開かれた「IMGA世界ジュニアゴルフ選手権」の9―10歳女子の部に日本代表で出場し、4位入賞を果たした。6日に市役所笠懸庁舎を訪ね、石原条市長に活躍を報告。「来年は優勝したい」とさらなる飛躍を誓った。...
View Article後進のための道しるべ
障害者の社会参加を前進させてきた力は、そのハンディと向き合いつつ、自立を目指して可能性を切り開いてきた人々の頑張りである。この姿こそが世の理解を深めていったことを、一冊の本を読んで確信した。 表題は「可能性に挑んだ聴覚障害者」。特定非営利活動法人みみより会が2005年に出版した50周年の記念本である。...
View Article西鹿田中島遺跡、史跡公園、来春完成へ
縄文時代草創期の暮らしを伝える史跡・西鹿田中島遺跡(みどり市笠懸町西鹿田)の保存整備計画が大詰めを迎えている。芝生の広場に住居跡や土坑などの遺構が点在する約1万2200平方メートルの「史跡公園」として来春のオープンを予定しており、現在は竪穴式住居の復元工事が進行中。出土品のレプリカや古代集落のジオラマ(模型)を展示するガイダンス施設も近く着工し、来年3月に完成の見通しだ。...
View Article“感じた雪景色”で入賞、勤務先の草木ダムからパチリ
「第32回水とのふれあいフォトコンテスト」(主催・水の週間実行委員会、協賛・富士フイルムイメージングシステムズ)で、高橋尚美さん=桐生市広沢町三丁目=の撮影した作品が優秀賞に輝いた。かつての勤務先である草木ダムの雪景色をとらえたもの。初めてのコンテスト応募で、思い出深い1枚が受賞したことに、「シャッターを切ったときの感動が、写真を通じて誰かに伝わったのだと思うとうれしい」と喜びを語る。...
View Article激動の6年半乗り越え、「いか焼き」で再出発の一歩
東日本大震災から、まもなく6年半がたつ。津波で故郷を失った親族16人の受け入れや、それを許してくれた夫のがん闘病と死…。桐生市相生町二丁目の飯沢ヨウ子さん(64)は、激動の6年半を乗り越え、再出発の一歩を踏み出した。市内に定住した親族と自宅で「いか焼き店」を開店。「たくさんの人に助けてもらった。感謝の気持ちを忘れずにいたい」と、吹っ切れたような笑顔で語る。...
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