まちの活力を生む原点
哲学者の内山節さんがかつて桐生で語ったことで、いまでも印象に残っている話がある。 それはヨーロッパの、自然と歴史と文化と自治の分かちがたい関係の中から生まれている暗黙の合意、価値観のことだ。...
View Article「ソーイングカフェ」あす本六にオープン
ミシンやアイロンなどを時間制で自由に使える「ソーイングカフェ」が、桐生市本町六丁目のきものリサイクル睡蓮(近藤幸子さん経営)にオープンする。たんすに眠っていたり着ることのできないきもののリメーク教室を主宰するなかで要望を受け、開設に踏み切ったもので、11日から営業を開始する。...
View Article初の安否確認訓練、住民主体で黒保根全町
東日本大震災6年に当たる11日朝、桐生市黒保根町の自治会連合会は、大地震発生を想定した全住民対象の安否確認訓練と情報伝達訓練を初実施した。班長らが担当世帯を回って集めた安否確認情報と、町会長などへの伝達所要時間を把握するのが狙い。主催者団体の代表は「節目の日の恒例にしたい。将来は避難訓練などと組み合わせ、全町を挙げての総合訓練を目指す」と意気込む。...
View Article耐熱袋炊飯など学ぶ、ゆいカフェ
「災害時に役立つあれこれ」と題したワークショップが12日、JR桐生駅構内の桐生市民活動推進センターゆいで開かれ、参加者たちがハイゼックスと呼ばれる細長い耐熱袋を使った炊き出し方法を体験した。 きりゅう市民活動推進ネットワークの環境づくり委員会が主催するゆいカフェの一環。...
View ArticleiPad、絵で飾ってみて 「絵画織」技術でケース製作
絵のように細密な柄を織りで表現する「絵画織」の技術で和装メーカーのアライデザインシステム(桐生市境野町六丁目、新井伊知郎社長)がタブレット端末「iPad(アイパッド)」ケースを製作した。帯以外に用途を広げるため、市販を目指している。...
View Article新しい暮らしの始まり
受験シーズンもほぼ終了し、これから移動の季節を迎える。多くの若者が生まれ育ったふるさとを離れ、見知らぬ地に居を構え、新しい生活をスタートさせる。新年度にかけて、この国の各地でいっせいに引っ越しの光景が繰り広げられるわけだ。...
View Articleごみ減量へアプリ活用、桐生市が試験運用
ごみの減量に取り組む桐生市は3月から、収集日や分別方法を確認できるスマートフォン用無料アプリ「さんあ~る」の試験運用を開始した。スマホアプリを通して情報発信することで、若者世代のごみ減量・リサイクル意識を高めたい考えだ。関係各所や利用した市民の意見を募り、6月1日からの本格稼働を目指す。...
View Articleみどり市10周年、光のショーで有終の美
みどり市は25日、市制10周年記念事業として、同市笠懸町阿左美の岩宿博物館で、最新の映像技術を駆使したイベント「岩宿ナイトミュージアム」を開く。建物に映像を投影するプロジェクションマッピングや、全方向型のVR(仮想現実)動画など、光と映像のショーを展開。日本の歴史を塗り替えた「岩宿」を最先端の技術で照らし、未来を感じさせる一夜限りのイベントだ。...
View Article選抜出場の前橋育英、主力に地元球児
19日に甲子園球場で開幕する第89回選抜高校野球大会。前橋育英には6年ぶり2回目の出場の原動力となった桐生出身の2選手がいる。捕手の戸部魁人選手(2年)=桐生相生中出身=と一塁手の小池悠平選手(1年)=川内中出身=だ。14日の壮行会・出発式で全校生徒や地域の人から激励を受けた2人は守備で、打撃での活躍を誓い、仲間と大阪へ旅立っていった。...
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